Yo! Beach Party!! 20年目の夏
- Shinichi Saeki
- 7月25日
- 読了時間: 2分
今年で20周年を迎える Yo! Beach Party!! 2005年に僕らが最初に桂島を訪れた時の写真はこちら。
ラジカセで音楽を流し、スイカ割り用の木刀を持ち込んでいる。―なんとも若々しく、愛すべき始まりだった。
2007年頃は、まだアナログターンテーブルをビーチに持ち込んでプレイ(針が飛ばないように風防が、、、)。

海の家の一角をお借りしての開催。宝屋様、本当にありがとうございました。

そして、東日本大震災発生の翌年、2012年に訪れた時の島の様子。


時勢によってどうしても開催できないこともあったが、ほぼ毎年、桂島海水浴場を支えてこられている島民の皆様のご協力をいただきながら開催してきた。その開催への思いや身の丈のスタンスだけは、時を経た今も変わらない。
余談ではあるが、宮崎駿監督の『紅の豚』に登場するヒロインのフィオは、エピローグで以下のように述べている。
「ピッコロ社を継いだ後も、夏の休暇をホテル・アドリアーノで過ごすのは、
私の大切な決まり。」
わかる、実によくわかる。
僕らにとっても、夏休みに桂島を訪れ、ビーチで音楽と食事、海水浴にスイカ割り、日焼けを楽しむのはとても大切なことで、今となっては“決まり”のようなものだ。
煌めく海、体をすり抜ける潮風、海水浴を楽しむ人々の賑わい、地元のお母さんたちの漬物、焼き鳥、それにビール。それさえあれば贅沢の極み。

そこにさらに、自分たちの好きな音楽がこの日だけプラスされる。

こんな「贅沢 on 贅沢」があるだろうか。だからこそ、夏休みに桂島を訪れるのは、僕らの大切な“決まり”のようなものなのである。
さらにここで触れておきたいのは、塩竈市マリンゲートから島までの汽船も、僕らを夏休みへと誘う大切な入り口だということ。ともかく気持ちがいい。移動に汽船が挟まっているからいい、というのではない。汽船でなければならない、のだ。
この短い船旅が、夏休みへと人間を変身させる。
五つ星ホテルだけがリゾートではない。僕らのリゾートがここにある。最後にこれだけを言い残しておきたいと思う。
2025年8月2日(土)開催の「Yo! Beach Party!!」では、スペシャルゲストとして The summer ends さんを迎えてのビートライブもあります。出演者詳細は以下をご覧ください。ここでしか味わえない体験を、ぜひ。(イベント詳細はHPよりご覧ください。)

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Yo! Beach Party!
2025.8.2 SAT.
11:00am-4:00pm
at 宮城県塩竈市桂島海水浴場
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LIVE
The Summer Ends
DJ’s
Y.Sakai(Soul Age Records)
Satosxxt
Saeki(WOW / Dugup?)
and YO! DJ'S COMING UP!!
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Admission:
Free


















